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枝をアク抜きしてもっと燃える薪にする

枝を拾ったり細かく切ったりする時間はあってもなかなか焚き火に行く時間はない。

リモートワークなので始業時間前など家にいる時間は結構ある。

そこでやり始めたのが枝の洗浄。

室内に保管することもあるので、砂やゴミを取り除いたり、焚き火の際に手への汚れを減らす効果を期待していた。

ケヤキの小枝で実際にやってみると、数時間つけただけで結構な茶色い水になった。

割った太い薪でも表面の茶色い汚れなどがきれいになって白くきれいになる。

樹皮の保湿や防腐や防虫の成分、内部の樹液などいわゆるアクが出ているのだろう。

おそらくほとんどが乾燥を遅らせたり、煙になりやすい薪には不要な成分なはずだ。

特に樹液はなかなか乾かずべとべとしているので乾燥を遅らせる主要因のはず。

なるべくお金をかけないために、水にはお風呂の残り湯を使う。

枝を洗うために浴槽に熱めの湯を入れて入浴することもあって本末転倒だが、枝と同じく実質無料だ。

手間とお湯代以外のデメリットとしては、長くつけすぎるとカビたり腐ったりすること。

3日ほどつけたときにはお風呂でよく見るピンク色のカビが生えたことがある。

1日つけて日に当てて干す程度であれば問題なさそうだ。

乾燥度の計測はできていないが、アクを出し切ることで剪定などで手に入れた生木の乾燥も早くなっていると思う。3ヶ月も干せばカンカンといい音がする薪になる。

なぜ市販される薪でやらないかというと手間と水や燃料代のコストの問題だろう。

どこかに垂れ流しで成分薄めの温泉でもあれば、そこに数日薪を沈めておけばいいと思ったりもする。

温泉地は山が基本で木は多そうだし、◯◯温泉薪、とか出ないかなぁ。

虫を駆除する

最近はいろいろな枝が手に入るようになったので、ヤナギは拾っていないが、切ると中に穴が通っている可能性が高く、蟻やおそらくカミキリムシの幼虫が入っている。

一度部屋に持ち込んでしまったヤナギの枝は、部屋中に蟻が出てきて大変なことになった。

またベランダに置いたものも木くずが大量に出ていたことがあった。おそらくカミキリムシだろう。

これも熱めの残り湯につけることで申し訳ないけど全滅させることができる。

枝拾いにとって、枝を食べる虫やカビは枝のカロリーを利用する同業者であり、敵である。

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