欲しかったのはダーチャかもしれない

最近なんとなく空いた時間に木や野菜を育てられる場所が欲しいなと思っている。

そんなことを考えていたらロシアにはダーチャという菜園付きの別荘があることを知った。

「首都近郊のモスクワ州の場合、全世帯の３分の１が菜園を所有している。ロシア国家統計局の2003年のデータによると、国内3400万世帯の８割が菜園をもつか野菜づくりの副業経営を行い、同国のジャガイモ生産量の92％をまかなう」(東京新聞2004年4月15日)

だいぶ昔の情報だが、じゃがいもの生産量が凄い。

私がやるとしても毎日世話は無理なので、芋類だろうか。あと薪になる枝やどんぐりを収穫できるクヌギも植えたい。枯れ葉は堆肥にもできそうだ。

少し郊外で、多少不便な場所なら数百万円あれば、家庭菜園付きのボロ戸建ては入手できそうではある。

また家がなくても短期滞在用のプレハブであれば300万円程度で建設もできそうだ。快適ではないがキャンプのテントに比べれば快適だろう。

個人的には外部の影響を受けまくるお金を貯金するよりも、そういう食うに困らないという、生物の本能に近い安心感が欲しいのかもしれない。