これまでいろいろ枝を拾って焚火をしてきているが、おすすめできるのがクスノキ。
要点をまとめてみました。
枯れ枝を入手しやすい
ケヤキと並んで、公園や街路樹に多く使われているクスノキ。
身近であるとともに大木になる木でもあり、日本の巨樹 ランキング TOP50によると、上位のほとんどがクスノキだ。
それだけ大きく成長するので枝が生えてくるスピードも早く、その分枯れ枝も多い。
市街地にあって毎年剪定されているような木でなければ、クスノキは毎年大量の枝を生やすとともに、日の当たらないなど問題のある枝は枯らされて落ちてくる。
公園や歩道など、枯れ枝がゴミとして扱われている場所も多く、拾いやすい。
虫に食われにくいので安心して保管できる
クスノキから取れる成分樟脳は、昔から衣服の防虫剤として使われてきた。
私はその世代ではないが、タンスの匂いとして覚えている人もいるようだ。
そのせいか、落ちて数年は経っているような枝でも切ると中はきれいで、いい香りもする。
反対にサクラやヤナギ、クワのような木は、落ちてからすぐに虫食い穴が空いていたりする。
家に持ち帰って保管することで心配なのが虫だ。
クスノキ以外の木を軒下に置いておくと、高確率で木くずが山盛りになっていたり、虫食い穴が空いていたりする。
鉄筋コンクリートのマンションであれば大きな問題ないが、やはり木造住宅であればできれば木を喰うような虫は呼び寄せたくない。
しかしクスノキの枝であれば、今のところ喰われた形跡はなく、そうした心配は少なそうだ。
適度に軽い
クスノキは適度に軽い。
Googleによると気乾比重は平均で0.52程度。
0.4前後の杉などの針葉樹よりは重いが、広葉樹としては軽い方だ。
重さは火持ちと着火のしやすさのトレードオフがあるが、焚火では正直火持ちはそこまで必要ないと思っている。
帰る時間や、キャンプの消火時間も決まっているので、長時間燃え続けると逆に困る。
これまで燃やした感じだと着火もしやすいし、燃え方も適度で扱いやすい。
また、広葉樹だからか、拾ったあとにしっかり乾燥させているおかげか、爆ぜたりもしたことはない。
また枯れ枝を拾う際も、たくさん拾いやすいし、ノコギリの刃も通りやすい。
薪ストーブには向いていない
薪ストーブは普段使わないので詳しくはないが、焚火と薪ストーブでは求められる特性が違うので、あまり向いていないかもしれない。
軽さから火持ちや火力は弱いので、頻繁に薪の追加が必要になる加え、カロリーに対して保管場所も多く必要になる。
また冬を越すための暖房として薪ストーブを使う場合は、落ちている枯れ枝だけでは物量が足りないので、伐採が必要になると思う。
クスノキは樹形からも分かるようにくねくねと曲がってるので、太い枝、幹の薪割りも大変そうだ。
