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ケヤキとエノキの小枝で無料の着火剤つくり

いつも焚火の着火剤とて重宝しているケヤキの小枝がなくなったので拾いに行きました。

ケヤキとエノキ

ケヤキの小枝が目当てですが、行った公園にはエノキも生えています。どちらも直径1メートルを超えている大きな木です。

ケヤキとエノキは同じニレ科で枝の形や葉っぱも似ていますが、エノキの枝の色は薄く、比重も軽いので薪としてはケヤキの方が向いていると思います。

また、ケヤキの枝の色は赤みがかっています。

おそらくポリフェノール的な防腐剤の役目をしているのか、腐りにくいです。

表面がカビで真っ黒になっていてもブラシで擦るとキレイな赤茶色が出てきます。

エノキはすぐに腐って皮も剥がれてしまいます。

ケヤキは大量に枝を生やすので大量の枯枝も落とし、長時間落ちてても腐りにくく、重さもあって火力も保つという、私の枝拾い焚火にうってつけの木です。

着火剤として

最初の枝焚火もケヤキの枝だったので、火のつきやすさは分かりませんでしたが、後にケヤキの枝なしで焚火をしたときはなかなか火がつかず苦労しました。

ケヤキの細い枝(太さ数mm)であればマッチでも十分着火でき、5mm以上の太さの枝もあれば太い薪に着火するのに十分な燃焼時間も稼げます。

小枝でも大量にあればそれだけでも大火力で短時間の焚火ができます。

何よりそこら辺の公園でゴミとして扱われている枝を拾ってくるだけなので、無料で運動にもなります。

ファイアースターターの火花の着火にはまたススキやら必要になってきますが、マッチやライターでの着火には十分です。

この動画では火力の強いスティックターボで着火したので楽勝です。

1回分の目安

いままでの経験でだいたいケヤキの枝を束にして、普通の薪1本くらいの大きさになる分があれば余裕で着火できます。

長さ20~30cmで、太さ5~7cmぐらいの束でしょうか。

束ねる紐は、麻紐を買っても良いんですが、せっかく無料の自作のものなので、ヤブガラシのツタを使っています。葛のツタでもいけるかもしれません。

いっしょに燃やせるので楽です。

アク抜き

剪定や伐採などではなく自然に枯れた落ちた枝は、樹液が抜けて死んで時間が経っているからか、基本的によく燃えます。

ただ何ヶ月もベランダに干した枝でも、燃やす際、断面から泡のように水分が出てくることがあります。

おそらく、木の水分保持のために強力な保湿力のある樹液が原因かと思います。

あえてアク抜きは必要ないと思いますが、暇なのと手に汚れがつくのや、持ち運びの際の細かいゴミも減らせるのでやっています。

また黒ずんでいる枝は濡らすとかなりカビ臭いです。一晩漬けて洗うだけでもかなり匂いが減らせるので家や車内の保管に安心です。

カビ以外にも、ケヤキの落ちたばかりの枝はお風呂の残り湯に一晩漬けるとかなり茶色い色の水になります。

防腐剤系統の匂いのする水溶性のアクが出てきているようです。

燃焼時の煙や、水分保持の原因にもなりそうなので、アク抜きで燃えやすくなる効果はあると思っています。

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