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瑠璃の宝石 アニメ 第6話「その青をみつめて」感想 ついにサファイア産地にたどり着く

ついにサファイアの産地を特定し、またサファイアと昔の龍の伝説のつながりが分かる回でした。

サファイア産地探し

瑠璃が続けていた砂の調査で、範囲が絞られたため、実地調査へ。

地図にない小さい崖を見つけ突然立ち止まった凪のおしりに伊万里が頭をごっつんこ。びくともしない凪のおしりにはかなりの質量が感じられます。

崖の調査を面倒くさがる瑠璃ですが、伊万里は見落としのリスクについて語ります。

伊万里「調べたつもりになるって私は一番怖いことだと思う」

たしかに様々な調査タスクで見落としは結局後で大きな時間のロスの原因になったり、精神的にもつらかったりするものです。

この作品はムチムチで重そうな胸やおしりに目が言ってしまいますが科学、研究に関するセリフにも重みがあります。

一度目の現地調査では見つからず、再度川砂の調査をすることになりますが、瑠璃はこれまでの自分の調査記録に違和感、不安を感じ、1箇所調査漏れを見つけます。

こういう直感、相当な経験か才能が必要だと思いますが、瑠璃はそれを持っていそうです。

見落としていた箇所で2つの川でサファイアが見つかったことになり、凪の知見で、その間の尾根に絞られ探索範囲が面から線になりました。

知識の量と頭の回転が良すぎる凪さん。

更に絞られた尾根の線と瑠璃の川砂調査のかけ合わせで範囲を狭め、ついにサファイアの産地を発見します。

サファイアの産地では、過去の青龍児神社の石碑?が見つかり、サファイアと青龍伝説のつながり可能性が示唆されます。たしかに知識なくサファイアの結晶を見たら骨にも見えるかも。

青龍児神社

伊万里がこの地域で見つけたいくつも残る龍に関する伝承の一つの神社。架空の神社ですが、同じ様な伝承は各地にあります。

私の地元の千葉県印旛沼周辺にも、干ばつの際に雨乞いに応じた1匹の小竜が、民衆を救うため大龍に許しを得ずに雨を降らし、雷に打たれ、体は3つに引きちぎられたという伝承があります(出所により若干の違いあり)。

その体は各地に散らばり、龍角寺(栄町)、龍腹寺(印西市)、龍尾寺(匝瑳市)として今も残っています。

鉱石は関係なさそうだけど、ベースになった話の一つかもしれません。

また龍神信仰は、現在の天皇に繋がるアマテラス系に負けてしまった出雲系などのつながりもあるようで個人的に興味深いです。

「瑠璃の宝石」TVアニメ公式サイト
https://rurinohouseki.com/

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